転職しました
ちょっと事情があってブログを書くのをやめていましたが、ようやく書けるので投稿します。 タイトルの通り 7 月に転職したのでログを残すという意味で書きます。
若干重い話もあるのでご注意ください。
前職はなにをやっていたのか
2019 年 4 月から Web 広告を配信するシステムの開発・運用をメインとする会社にいました。前々職は SI の会社にいて開発業務をしていたのですが、開発の知識が「その現場でしか使えない技術」に偏っていました。IPA の国家資格は幾つか持っていたので知識はありましたが、技術は使いこなせないと意味がないので危機感がありました。また、将来的にプロジェクトマネージャーのキャリアしかほぼ残っていないことがわかったので、より開発に携わりたいと思ったため、転職しています。
前職はバックエンドを担当する Web エンジニアという非常にざっくりしたポジションで入りました。 ただ、実際はシステムの全般的な開発(アプリケーション・インフラ)を担当後、別システムをデータセンタからクラウドへ移行するプロジェクトに関わっていました。なので、どちらかというとインフラ寄りの業務内容です。
具体的な業務について知りたい方は okimurak/resume を見てください。
前職で良かったこと
前職ではクローズドの現場にいたことも有り、Web とは無縁でした。 なので、「私、結構何もできないな…」と常に思いながら Web の基礎から、インフラの基礎とリソースのコード化、クラウド、監視、CI/CD 周りと多くを経験させていただきました。 特に、クラウドにものすごく惹かれましたし、ちゃんとインフラ勉強しようと思って幾つかの勉強会に突入したのもいい思い出です。
いつから転職を意識し始めたか
2020 年の 1 月あたりにマネージャーから、「他の会社が良いんじゃない?」というアドバイス? を受けたのがきっかけです。
正直な話、入社当時から次のキャリアをどうするかはぼんやり考えていました。 というのも、前職の面接時に聞いていた業務内容と実際に入社したときの業務内容が違ったこと、面接でお会いしたマネージャーになる予定の人が入社したら異動していたことが理由です。この時点で前職とはミスマッチだったと判断しても良かったのですが、当時は先述の通り、私の開発の知識が「その現場でしか使えない技術」に偏っていたこともあり、たとえ希望ポジションと違っても学べることは沢山あるだろうとポジティブに捉えてそのまま業務に携わることにしました。
そうして、幾つか業務経験していくうちにクラウドインフラの面白さを感じ、よりインフラ寄りの業務をしたいと考えてマネージャーにその意志を相談をしました。そうしたら「インフラ業務をやるなら他の会社のほうが良いんじゃないか」という回答でした。その発言が本気だったのかどうかはわかりません。ただ、この時点で会社とマネージャーから心が離れてぼんやり考えていた転職を行動に移そうと思ったわけです。
今思い返すと、前職で上位キャリアの人がほぼ PM くらいしかいなかったので、他社がいいという回答だったのかなと思います。前々職と似ていますね。ただ、何だかんだインフラ業務に携わらせてくださったので今では感謝しか無いです。
どうやって進めたか
キャリアを明確化して、キャリアにマッチしている会社、ポジションを転職サイトまたは SNS 経由で探しました。 会社が見つかったらカジュアル面談、良ければ採用フローに入る、といったフローで進めていきました。
また、以下の理由でレジュメを Github へ残すようにしました。
- 毎回転職活動の度に作り直すのが面倒だった
- とにかく私の記憶力が悪い
- Markdown で書いておけば Web ページとしてレンダリングも、PDF 出力もできる
- 文書変更の差分がわかりやすい
- キャリア説明として Github リポジトリ出しておけばいい
ちなみに、前職への転職ではエージェントを利用しましたが、今回は利用しませんでした。理由は案件がエージェントの手持ち次第ということと、採用を受ける会社を減らせば業務と並行して採用も受けるための調整もできるだろうと思ったためです。
キャリアについて
下記 2 つのキャリアに絞りました。
- クラウドインフラアーキテクト
- クラウドに惹かれたこと、前々職が SI だったので顧客との対面業務を活かせると考えたため
- システムの監視、運用、改善を担当するような SRE
- 前職で、デプロイフローや監視といった、システム改善のための自動化・可視化を行っていたため
正直、直前までキャリアを 1 つに絞ることができませんでした。 それくらい私にとってはどちらのキャリアも魅力的でした。
転職活動 1回目
2020 年 3 月頃までキャリアについて自己分析をしていました。その後、会社探し、カジュアル面談、採用フローに入っていました。6 社受けましたが、残念ながら当時受けた会社とはご縁が無く、業務も込み入ってきたので 9 月頃から一旦休止します。
腰痛とうつについて
その後「腰痛」と「抑うつ」になりました。なので、流石にこの状態だと転職活動とはいかなかったので、しばらく治療に専念することにしたわけです。
腰痛は、リングフィットアドベンチャーで「モモアゲコンボ」をやっていたら、突然ぎっくり腰に襲われ、腰が破壊されました。その後、慢性的な痛みが続いたので、無事整骨院通いになりました。
うつは、まぁ色々有りました。 治療のためにサインバルタという抗うつ薬を飲んでいたのですが、導入時と離脱時に副作用があります。私もフラフラすることと、一瞬気が遠くなるような浮遊感に襲われました。 今この記事を書いているときも離脱症状に苦しめられています。(離脱時にもあるのは最近調べてわかりました)
フラフラする原因がわかったけど、諸々事情で来月あたりに書きます。
— おっきー (@okky_eng) September 23, 2021
あと、サインバルタの服用の注意として飲酒は NG です。これは予想外で、ビールが好きだったのでかなり辛かったです。 お酒好きを知っていて、当時お酒飲めない事情を知っていた方、恐らく腰痛が理由という嘘をついたと思います。ホント申し訳ない(ちなみにサインバルタには鎮痛効果もあるので、少し当てはまっています。当時腰痛にも苦しめられた私にとってはありがたかったです)。 知っているのは仕事していて仲の良かった方々だけだと思います。
腰痛もうつも、治療に時間がかかるので二度となりたくないですね。
転職活動 2回目
さて、話を戻しますが、腰とうつの治療を続けて腰が良くなってきてから転職活動を再開と思った矢先、前職から現職へ転職した方からリファラルをいただきました。 その方は、当時一緒に仕事をさせていただいて信頼もありましたし、いただいたポジションも将来的な私のキャリアに繋がりそうだったので、採用フローに入り内定をいただきました。( A 社とします)
一方、転職サイト経由で別の会社( B 社とします)も受け、同時期に内定をいただいて 2 社から選ぶことになります。 そこで、先程出た今後のキャリアとの兼ね合いで迷うわけです。当時は以下のポジションでした。
- A 社 : クラウドインフラアーキテクトへ繋がるサポートエンジニア
- B 社 : システムの監視、運用、改善を全社横断的に担当する SRE
迷いましたが、今回はクラウドインフラに直接関われる A 社を選ぶことになりました。B 社の採用の過程で関わった方々、今回ご縁とはなりませんでしたが、本当にありがとうございました。間違いなく、また受けたいと思う会社でした。
現職はどうか
初歩的すぎますが、今の所ポジションや業務に対するミスマッチは全くありません。 周りの方々のオーナーシップが高く、私もある方だとは思いますが霞んでいます。すごい会社です…
また、サポートエンジニアとしては、そもそも経験がないのでまだまだこれからで見えないこともありますが、ファーストインプレッションは面白いと思いました。というのも問い合わせから課題を掘り起こして解決する、といったムーブが求められるためです。
ただ、やはり将来的にはクラウドインフラアーキテクトとしてのキャリアへ進みたいですね。
終わりに
まとめとして、転職したということと、色々あったけど今は健康ということを伝えたかったです。 最後に ほしいもリスト を置いておきます。記事を読んでよろしければぜひ。
今回はこんなところで、イヤップー ٩( ‘ω’ )و